離婚裁判

【離婚裁判】経験者が語る本人尋問の流れと、心構えや注意点

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めぐまる
こんにちはーめぐまるです!

今回は、離婚裁判の醍醐味ともいえる本人尋問についてお答えしたいと思います。

 

離婚裁判をしていくうえでなにが一番嫌かって言えば、本人尋問の他にはないのではないでしょうか。

相手との最終直接対決ですから、緊張してあたりまえ。しばらく会っていなかった憎き相手と顔を合わせなければいけないので、これほど嫌なことはありませんよね。

そんな本人尋問の流れと、心構えを私なりにまとめてみました。

本人尋問に行き着くまで

離婚裁判は基本的に書面での対決となり、それを口頭弁論といいます。

1~2か月の間に1回ずつ口頭弁論が続いていきますが、口頭弁論がどれくらいの期間続くかは、その夫婦の争い内容によって変わってきます。

通常であれば弁護士が裁判所に出向き書類作成もすべてやってくれるので、実質本人たちが裁判所に出向くのは本人尋問だけです。(すべての期日に本人が弁護士と出向くことも可能です。)

子どもがいて親権を争うとなると、口頭弁論の間に家庭裁判所調査官の調査も入ってくると思うので、本人尋問がやってくるのは事実関係がすべて揃い終わったころ。

親権問題で争うときの要注意人物は、家庭裁判所調査官

こんにちはーめぐまるです。 先日の記事でも説明しましたが、家庭裁判所調査官とはなんぞや?というかたのために、もう少し調査官について、掘り下げて説明したいと思います。 スポンサーリンク 家庭裁判所調査官 ...

本人尋問をするのは、訴訟が始まってから半年~1年後くらいが一般的です。

本人尋問の流れ

さぁ、いよいよ本番。相手との直接対決です!!

まず法廷に入ると、紙を一枚渡され、記名と捺印をします。その紙は、「誓約書」になります。真実だけをありのままに話しなさいという誓約です。

誓約書の記入や捺印は、法廷に入る前の待合室で記入を求められる場合もありますし、法廷に入ってからの場合もあり、裁判所によって違いがあるようです。

法廷にはもちろん憎き相手が目の前に座っています。離婚裁判が行われる法廷は、比較的に小さめな造りが多いようなので、相手が近く感じるかもしれません。

相手のことはカボチャだとでも思っておきましょう 🙂 気にする必要はないです。

裁判官が法廷に入ってくると、みんなで裁判官に一礼します。

裁判官からこれからの尋問について説明があり、原告から法廷の中央にある尋問台に立つよう指示があります。

そして誓約書を読み上げ、原告から本人尋問開始です!

尋問の流れとしては以下の流れが一般的です。

①原告側尋問(原告の弁護士からの尋問) 30分

②原告側尋問(被告の弁護士からの尋問) 30分

③追加尋問・裁判官からの質問

④被告側尋問(被告の弁護士からの尋問) 30分

⑤被告側尋問(原告の弁護士からの尋問) 30分

⑥追加尋問・裁判官からの質問

 

原告も被告もまずは自分の弁護士から尋問が始まります。

自分の弁護士からの尋問は、大体打ち合わせを念入りにして挑む場合が多いので、練習通りに行えば問題ありません。

所要時間ですが、1人に対する尋問時間が約1時間なので、事前に30分ずつに振り分けられることが多いようです。しかし中には、相手側の弁護士が40分尋問したいので時間を延ばしてくれというケースもあります。

裁判官がそれを認めるかどうかですが、大体自分の持ち時間は全部で1時間くらいだと思っておいてください。

自分の弁護士からの尋問は事前に練習ができるので問題ありませんが、相手側の弁護士からの尋問はなにを聞かれるか当日のその瞬間までわかりません。

しかし、争っているのは本人たちですから、相手側になにを聞かれるかは大体予想できると思います。自分の弁護士さんが相手側の尋問を予想して作成してくれる場合もあるので、一応どんなことが聞かれるかは想定しておきましょう。

とにかく相手の弁護士の話をよく聞いて、落ち着いて事実を話せば大丈夫です。

緊張してしまうと思いますが、30分なんて意外と早く終わるものです。サクサクこなしちゃいましょう。

本人尋問での注意点

本人尋問には、独特な答えかたがあります。

1つは、常に裁判官に向かって答えることです。尋問してくる弁護士のほう人に顔を向けたくなってしまいますが、あくまでも裁判官に答えるというのが尋問です。

とにかく裁判官に向けて答えていきましょう。

そして2つめは、聞かれたことだけに答えることがとても大切です。

そんなの当たり前でしょ?って思いますが、複雑な離婚裁判ですから、聞かれる質問に”はい”や”いいえ”だけで語れないことがたくさんあります。

答えにたいして理由付けを言いたくなってしまうのです。

とくに相手側の弁護士からの尋問のときは気をつけてください。

相手側の弁護士は嫌な尋問の仕方をしてきます。敵ですから当たり前なので仕方ありませんが、弱点をついた尋問をしてくるので、否定しようと説明を長々としてしまいがちです。そのような答えかたをしてしまうと、自分の意見がまとまらなくなる可能性も…。

できるだけ完結に。”はい”や”いいえ”で返事できる尋問ならそれだけで大丈夫です。聞きたいことがあったらまた聞いてくるので、その内容に合わせて聞かれたことだけ答えれば大丈夫。

事実を淡々と。自分に非があったときは、状況によっては素直に認めてしまってもいいんです。完璧な人間なんていません。

裁判と聞くと刑事訴訟を想像してしまいがちですが、私たちがやっているのは離婚裁判。

ドンと構えちゃいましょう!

 

本人尋問の心構え

本人尋問は、誰しもが緊張します。人生において法廷に立つなんてそうそうないので、緊張してあたりまえです。

私もとても緊張しました。弁護士さんとたくさん練習したけど、相手側の弁護士がなにを聞いてくるか当日のそのときまでわからないし、それがすごくこわかったです。

でもね、意外とすんなりできるものです。私はうそをつかなきゃいけない事実はなにひとつなかったし、しっかりと裁判官を見て答えることができました。

私の弁護士さんが言ってましたが、「みなさん本人尋問の前は血の気が引いちゃうほど緊張してるんだけど、法廷に立つとすごくたくましくなるんです。女性っていざというとき強いんですよね。」と。

離婚内容によって尋問も変わってきますし、人それぞれだと思いますが、質問内容をよく聞いて答えればいいだけ。意外とできます。

あせらず、深呼吸をして。きっと大丈夫。

まとめ

本人尋問の当日の流れについては、裁判所によって多少違いがあるかもしれませんが、大体このような感じで進められていきます。

心構えや注意点についても、割と基本的なことが多いです。それでも、そのときになると頭が真っ白になってわからなくなってしまうことがあるかもしれません。

それでも大丈夫です。完璧に尋問をこなすことが大切なわけではありません。

今までの書類上での内容を自らの声で言っていくのが重要なので、落ち着いて丁寧に答えていきましょう。

とにかく当日までに、自分の弁護士さんと信頼関係を築くことが大切です。いざというときには裁判中であっても弁護士さんが助けてくれますし、1人じゃないと思えることで心強い存在になってくれます。

めぐまる
これから本人尋問を控えているかたの参考になれば幸いです。
  • この記事を書いた人

ck410

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