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【離婚調停】弁護士選びは大切!後悔しないための選びかた

めぐまる
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最近は離婚調停をすること、全然珍しいことではありません。調停をするためには必要書類を用意して提出するだけなので、弁護士がいなくても調停をすることは自分だけで可能です。

しかし、家庭裁判所で行われることですから、緊張してしまいますよね。

 

【離婚調停】後悔しないために事前準備は徹底的に!

めぐまる こんにちはーめぐまるです! 初めての離婚調停、どんな準備をしておけばいいのかお話ししたいと思います。   私自身、離婚調停は経験しました。離婚調停は不調に終わってしまったので裁判に ...

こちらの記事でも説明しましたが、離婚調停を申し立てることは簡単にできますが、心構え・事前準備は私はとても重要だと思っています。

なぜなら、緊張してしまうからです。私も調停を経験しましたが、言いたいことの半分も言えなくなってしまう可能性があるのです。

事前準備の大切さも踏まえたうえで、調停で弁護士をたてるのかどうか、弁護士を選ぶうえでなにが大切なのかを解説したいと思います。

弁護士選びで大切なこととは?

プロの法律家といえども、弁護士も人間です。依頼人との相性は絶対にあります。

まず、弁護士を選ぶうえで大切な最低条件は、相談者の事情を親身になって聞いてくれることです。これは絶対に譲れないですよね。

調停は基本的に話し合いの場です。でも、離婚の事情は人それぞれであり、調停での話し合いの内容、決めなければいけないことも多種多様です。

主に離婚するときに決めなければいけないことは、財産分与・年金分割など、別居期間であれば婚姻費用の金額設定も重要になります。

子どもがいる夫婦であれば、養育費・親権・面会交流など、決めなければいけないことはさらに増えます。

離婚で決めなければいけないことって案外多いんです。これらのことを後悔しないよう、調停の場ですべて自分で進められるかというと、緊張でなかなかできないことのほうが多いです。

そんなときに必要になってくるのが、弁護士です。嫌な調停の中で心強い味方がいるのはとても助かります。

これらのことを踏まえて弁護士を選ぶ基準を考えると、絶対的にコミュニケーションがたくさんとれる弁護士を選ぶことが大切です。

自分が絶対に譲れないことなど細かく自分の意見を言うことができて、それを理解してくれること。あたりまえのようですが、とても重要なんです。

弁護士と言ってもそれぞれ得意な分野があって、離婚分野にはまったく詳しくない弁護士もいます。離婚関係は感情論がとても多く、もめ事も多発するので依頼を受けたがらない弁護士もいるのが現実です。

離婚関係に詳しい弁護士を探し、自分の意見をしっかり言える弁護士を見つけることがとても大切になってきます。

 

弁護士ってどうやって探せばいいの?

弁護士を探す方法はいろいろあります。しかし、離婚について根詰めて考えているかたには、弁護士探しは少しハードルが高く感じてしまうかもしれません。

でも意外と弁護士さんて身近な存在なんですよ。なので、あまり緊張しなくても大丈夫です。

弁護士探しえを経験した私から、弁護士を探す方法の中でも比較的簡単で確実な方法をご紹介したいと思います。

法テラス

法テラス

弁護士探しとなると、高い確率で法テラスを紹介してくれます。

法テラスとは、一般のかたが弁護士に相談するときにサポートをしてくれるようなところで、経済的に余裕のないかたには援助もしてくれる機関です。

法テラスに登録されている弁護士の中から相談の案件によって選出し、30分間の相談を行ってくれます。一般のかたと弁護士の間を取り持ってくれる役割を果たします。

誰にどこに相談していいかわからない…といった人には、法テラスをまず利用してみるのもひとつの方法です。

 

法テラスのメリットは、弁護士を探す手間が省けること。経済的に厳しいかたは無料相談が受けられること。

そして、弁護士を依頼するときは必ず着手金が発生しますが、その着手金を一括で用意できないかたは、月に3千円、5千円、1万円のいずれかのコースを選び、返済していく制度を設けています。

弁護士をお願いするのってすごく高額なイメージを持っているかた多いと思いますが、地域や弁護士によっても相場は違いますが、やはり高いです。

ずっと専業主婦でこれからシングルマザーになるというかたには、着手金を一括で払えない人もいます。

そういうかたには法テラスの分割制度はとても助かりますよね。

続いて法テラスのデメリットですが、弁護士が選べないということです。

案件に沿って弁護士を選出してくれているとは思いますが、必ずしも離婚に詳しい弁護士に当たるとは限りません。短い30分という時間で、思ったように話をすすめられない可能性も否定できないのです。

弁護士の対応が気に入らなかったというかたもいるようです。

残念ながらデメリットはそれなりにありますが、弁護士への相談を手助けしてくれる機関ですので、無料相談に適応されるかたであれば利用してみるのもいいかもしれません。

※無料相談は資産や月収などを調べ、無料相談の基準に該当するかただけが対象です。詳しくは法テラスのホームページご覧ください。

自分で探す!

文字通り、自分でひたすら探します!

初めて弁護士を探す人にとって自分で離婚弁護士を探すのはハードルが高いかもしれませんが、私は断然自分で探すことをおすすめしています。

なぜなら、離婚に詳しい弁護士を探すのはそれほど難しいことではありませんし、自分の直感で選ぶことができます。これは最大のメリットです。

今はネットでいくらでも弁護士を探すことができます。ホームページを持っている弁護士はたくさんいますから、ネットで探すのもひとつの方法です。

お住まいの地域名と離婚・弁護士で検索すれば見つかるかもしれないなら、一度は試してみて欲しいです。

お住まいの地域によっては自分で探すのは難しいかもしれませんが、ダメ元で一度試すのもいいと思います。

めぐまる
法テラス意外で弁護士に依頼すると、着手金などの一括払いをしないといけないのかな?と心配になってしまいますが、法テラスに登録していて分割制度を導入している弁護士もいます。

ホームページに料金について記載されている場合があるので、是非確認してみてくださいね 🙂

 

私の弁護士探しはこんな感じだった。

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私も最初は法テラスを利用しようと思っていました。役所にも法テラスを紹介されましたし、高額な着手金を一括で払うのに抵抗がありました。

でも、当時法テラスについて調べていると、やはりどんな弁護士にあたるかわからないので当たり外れがあるという口コミを多数発見。

法テラスを利用するかどうか悩みながら、地元の地域名で離婚に詳しい弁護士もネットで検索して探していました。

結局法テラスは利用せずに、2か所の法律事務所へ相談をしに行くことに。

 

1件目に行った弁護士事務所では、4人弁護士が所属している事務所でした。どの弁護士のかたとお話しできるかわからなかったんですが、ラッキーなことに女性弁護士さんとお話することができました。

法テラスに登録している法律事務所だったので、私が無収入であったため法テラスの相談無料制度を受けることができました。

通常相談料5000円かかるところを、無料で2時間近く話を聞いてくれました。

 

2件目に相談に行ったところは、女性弁護士が1人で運営している個人事務所でした。

相談料は時間無制限で5000円でしたが、離婚を専門にしていることもあって親身になって聞いてくれて、とてもいい弁護士さんでした。

こちらの法律事務所も法テラスに登録しているとのことで、もし依頼した場合でも着手金等は法テラスの制度を利用できるとのことでした。

自分で離婚に詳しい弁護士をネットなどで調べて、なおかつ法テラスの分割制度や無料相談も受けられるなら、そっちのほうが効率的ですよね。

金銭的にキツイからといって法テラスに直接行くしか方法がないとは限りません。自分で離婚に強そうな弁護士を探すのも、考えてみてもいいかもしれません。

離婚関係では、依頼するのは金銭的に辛い女性がたくさんいらっしゃるので、法テラスの分割制度に限らず、事務所が独自で分割に対応してくれるところがほとんどだと思います。

いくら分割とはいえ総額で支払う額は大きいので、弁護士選びは慎重に考えたいところですね。

まとめ

最初のほうでも言いましたが、弁護士さんとの相性はとても大切だと思います。

離婚は感情的になりやすい事案なので、うまくまとめられる弁護士は必須です。

自分の気持ちを素直に話すことができて、信頼関係を築いていけそうな弁護士でなければ、戦い抜けません。

そして、いろんな弁護士のかたに相談してみてください。1人と言わず、2、3人くらいは相談しにいくと、自分の離婚の方向性が明確になってくると思います。

弁護士に相談にいくのは敷居が高くためらってしまうと思いますが、依頼するつもりはなくても、相談だけでも一応行っておくべきです。

めぐまる
事前準備をしておくだけで心の余裕は全然違いますよ。

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