陳述書 離婚調停

離婚調停の陳述書書きかた例文まとめ!いつ提出する?3つの注意点を意識しよう!

めぐまる
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離婚調停は最初は緊張してしまい、調停委員に大切なことをすべて伝えられるとは限りません。

時間も無限大にあるわけではないので、限られた時間の中で、自分の伝えたいこと、決めなければいけないことを話し合わなければいけないのです。

そんなときにとても役に立つのが、陳述書というものです。

必ずしも調停で必要あるものではありませんが、作成しておくと自分の頭の整理にもなって、意外とメリットが多いのです。

私が作成した陳述書を例に、離婚調停の陳述書の書きかたについて説明していきます。

離婚調停で陳述書を作るメリットは?いつ提出すればいい?

ココがポイント

陳述書とは、自分の意見や考え、事実を時系列を使ってわかりやすく紙で作成したものです。

 

離婚調停で自分が話せる時間は、1回の調停で合計1~2時間くらいしかありません。

大体約30分ずつ、自分と相手側が交代で調停委員と話すことができます。

1~2時間とは言っても、話の進行具合いによっては縮まることもあります。

離婚の合意ができれば、どんどん離婚条件のすり合わせに入っていくので、離婚に至るまでの経緯を話せるのは本当に僅かな時間しかないんです。

離婚を自分有利な条件で進めたいのであれば、離婚の理由についても調停委員にしっかり伝えておきたいですよね。

そこで便利なのが、陳述書です。

離婚調停が始まる前に事前に陳述書を渡しておくことで話の進行をスムーズに進めることができ、口頭で説明するよりとてもわかりやすいです。

事前に把握してもらうためにも、陳述書は調停初日に調停委員に直接提出するよりも、調停の申立書と一緒に提出することをおすすめします。

調停初日に渡してしまうと、その場で読んでもらわないといけないし、そうなると時間もそれなりにかかってしまいます。

その場で調停委員がすべて目を通してくれるとは限りません。

陳述書はこれまでの経緯を詳細に書く必要があるので、人によっては何枚にもなることがあります。

めぐまる
ちなみに私も自分で作成して調停で陳述書を渡したのですが、10枚くらいの大作になってしまいました(笑)

詳細に伝えたいと思うと紙がいくらあってもたりないですが、なるべく簡潔に作成し、調停前が始まる前に提出しておきましょう。

 

離婚調停の陳述書は、感情的な内容にしない!

陳述書は、調停委員に離婚に至るまでの経緯を時系列で伝え、離婚原因を明確にさせるためのひとつの武器と考えてください。

陳述書を作成するにあたり気をつけなければいけないのが、感情的な内容にならないことです。

内容が感情的な内容になってしまうと、調停委員としても理解が難しくなってきます。

「ムカついた」「悔しかった」「イライラした」という、感情優先の文章にならないよう、注意が必要です。

とくに、相手の悪口はできるだけ避けましょう。

悪口だらけの陳述書は、信憑性が欠けてしまいます。

離婚原因が暴力であれば、暴力を受けたということだけではなく、そこに至るまでの行動、言動、態度、そのあとの様子なども詳細に記入してください。

離婚原因が不倫であれば、いつ頃から様子がおかしくなったのか、いつ頃から家に帰らくなったのかなど、その詳細をわかりやすく記入します。

陳述書を感情論だけで作成せず、事実を明確に伝えましょう。

 

 

離婚調停の陳述書、書きかたは?

まず自分の意見として離婚するのかしないのか、それをはっきり主張すること。

そして、その主張に至るまでの経緯などを詳細に記入します。

①夫婦のお互いの簡単なプロフィール等

生年月日、学歴、職歴、婚姻歴、家族構成、今現在の職業、収入などです。

②結婚にいたるまでの経緯

お付き合いのきっかけや、期間です。

③子どものこと

子どもがいなければ、ここは記入しなくて大丈夫です。

子どもの生年月日、年齢、幼稚園や学校、両親が別居している場合は、現在どちらと暮らしているかなどです。

④離婚を決意させたきっかけや事件

わかりやすく、時系列に記入していきます。

⑤その後と今の状況

別居したのか、協議はしたのか、その協議はどのように進められたのかなどを記入します。

調停をしているということは、協議がうまく進められなかったということなので、協議の内容もわかりやすく説明しましょう。

⑥自分自身はこれからどうしたいのか

離婚するのかしないのか、慰謝料はいくら請求するのか、財産分与、養育費などの自分なりの考えを明確にしておきましょう。

 

サンプルをワードで作成してみました。

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一番最初にくるページを例として作成してみました。

次のページから時系列で状況説明をしていくと良いでしょう。

このような形式で問題ないですが、あくまで例として出しているものなので、必ずしもこの形で提出しなければいけないわけではありません。

陳述書として調停委員や裁判官に伝えるものなので、パソコンではなくても手書きでも構わないですし、明確な決まり事はありません。

でも作成していると、書き直しをする場面がたくさん出てくるので、パソコンで作成したほうがいいと思います。

参考にしていただければ幸いです。

 

 

離婚調停、陳述書の書きかたについてまとめ

離婚調停で提出する陳述書の書きかたについて、説明させていただきました。

注意ポイント

  1. 時系列で記入していくこと
  2. 相手の悪口だらけにならないようにすること
  3. 自分の主張を忘れないこと!

この3つのポイントを意識しながら、陳述書を作成してみてください。

離婚調停までに至った自分の気持ちをわかりやすく伝える手段として、うまく活用してみてくださいね。

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