ツイッターやっているので、ぜひフォローしてください★
これから離婚するかどうか、考えることは山ほどありますが、とりあえず先に「距離をおきたい」「離れてゆっくり考えたい」という理由で、別居を選択する人は多いと思います。
離婚を考えているのに、毎日一緒に暮らすのはなかなか苦しいものです。
ですが、夫婦が離れるとはどういうことか…今一度考えてみたほうがいいかもしれません。
【離婚】とりあえずの別居は慎重に考えたほうがいいかも?
恋人同士でも、夫婦でも、「少し距離をおきたい」という瞬間はたくさんあります。
離れてみて、初めてお互いの大切さに気付くこともあると思います。
ただ恋人同士とは違って、夫婦が少し距離をおくというのはリスクあります。
距離をおくこと=別居
別居=離婚
このような流れになる可能性があるからです。
離婚が前提なら別居は早いに越したことはありません。
反対に、離婚をするか迷っているなかで、もしかしたら別居することで夫婦の仲が良くなるかもしれない。
そんな期待を抱いているのであれば、今一度考えてなおしたほうがいい可能性もあります。
なぜなら、別居することでさまざまなしがらみから解放されるのは、女性のほうが圧倒的に多いです。
夫の世話や余計な気遣いから解放されて、離婚へと一気に気持ちが傾く可能性は大いにあります。
夫と離れたほうが自分らしくいられる、むしろ一緒にいないほうがラク!と思う人が圧倒的に多くいるわけです。
また夫とやり直したいと思うには、それ以上に上回る夫必要性や気持ちがなければとても難しいです。
実は、私がこのパターンでした。
私の場合は夫からのDVやモラハラがあったので、別居は正しい選択だったと思います。
それでも別居をしたばかりの当時は、まだ離婚するのかしないのか気持ちが揺れていました。
時間が経つにつれ、夫と一緒にいることで自分が窮屈な生活をして苦しんでいたことに気づいたんです。
別居したことにより洗脳から解放され、自分自身を取り戻し、離婚を選ぶことができました。
夫はかなり長い期間私とやり直すことを望んでいましたが、私の気持ちは完全に夫から離れていきました。
だっていないほうがらくなんです。
「夫の世話をしなくていい」「夫に気遣いしなくていい」というのは、心身の負担が減ります。
時代的にも家事・育児をしっかりやる夫も増えてきているとは思いますが、まだまだ妻がほとんどを担っている家庭は多いはずです。
家事・育児だけにとどまらず、仕事をしているかたもたくさんいます。
そんな忙しい生活のなか、夫の世話がなくなるって本当に素晴らしい!
女性がどんどん自立していき離婚率が上がるのは、言うまでもありませんね。
【離婚】別居中もらえる生活費を「婚姻費用」と言います!
最近よく知られるようになった「婚姻費用」というものですが、別居している間は、収入の多いほうが収入の低いほうに支払わなければいけない「婚姻費用」というものが発生します。
別居していても夫婦である以上同等の生活をさせなければいけないという「義務」になります。
一般家庭では妻より夫のほうが給料が高い家庭が多いので、夫側が妻側に相当な金額を支払うことになります。
夫婦の状態がどうであれ、別居していても生活費がもらえるとなると、なおさら別居のほうが都合がよかったりします。
別居後は婚姻費用の存在があることを認識しておきましょう!
【離婚】別居してしまったあと、もとの夫婦に戻るために必要なことは?
「もう別居しちゃったよ!」「もう別居するしかないかも…」という状況のかたは、果たしてもとの夫婦に戻ることはできるのでしょうか?
もちろんなかには、別居後に元の夫婦に戻ったかたもいると思います。
しかし、元の夫婦に戻ることが重要なわけではありません。
元に戻っても別居する前の状況となにも変わらないなら、それはまったく意味のないことです。
別居に至るまでになにが原因でそうなってしまったのか、お互いに考えなおすことが大切です。
なんかあたりまえのこと言ってる…と思うかもしれませんが、この当たり前のことを実際にできていない夫婦が多い気がします。
話し合える夫婦が少なくなっているんですよね。
2人で納得しなければ前に進めませんから、話し合いは不可欠です。
どちらかだけが納得したって意味がないです。
お互いに自分で自分を見つめなおすこと。例えどちらかの行動が原因で別居に至ったとしてもです。
戻るなら戻るで、離婚するなら離婚するで、解決策は必要です。
例えば夫が浮気をして別居に至ったとして、果たして妻は夫を許すことができるでしょうか?
自分の気持ちにわだかまりがあったままでは、元に戻ってもうまくいくわけがありません。
DVやモラハラも、元の生活に戻って本当になくなると確信がもてますか?
戻って余計にひどくなるケースがたくさんあります。
元の夫婦の状態に戻ることだけが、すべてではないと私は思います。
【離婚】別居で心が離れてしまわないためには?
どうしても別居しないといけない…妻(夫)がどうしても別居したいと言って譲らない。
いろんな厳しい状況のなかで、別居を避けられないこともあると思います。
もしそうなったときは、別居する目的をお互いに明確にしておきましょう。
夫婦間ではもちろんですが、自分自身もなんのために別居を必要としているのか、気持ちをはっきりさせておくのです。
別居期間を置くことで修復を計りたいのであれば、なおさら別居の意味を明確にしておきたいところです。
夫婦間の修復が目的であれば、相手に自分の考えを押し付けるだけではダメです。
相手のことをつねに考えたうえでの行動を心掛けるようにしましょう。
相手を思いやることは、しているつもりでもできていないことが多かったりします。
自分では思いやっているつもりでも、相手には自分勝手な行動に見えるときがあります。
なにごとも決めつけはいけません。自分が思っていることを相手も思っているとは限らないです。
言葉で伝えることをためらわず、どんどん思いやりを持って伝えていきましょう。
とりあえずの別居…そのあと元の夫婦に戻れるのかまとめ
離婚という窮地に立つと、「すれ違い」や「信頼関係がない」ということが、どれほど辛いことなのか身に染みてわかるようになりました。
夫婦だけで話し合うのが難しい場合もありますので、そのときは無理はせず、調停などの場で話し合うのもいいかもしれません。
別居するには、それなりのリスクがあることを念頭に置いておきましょう。
別居=離婚では絶対ないけど、簡単に離婚へ流れてしまうかもしれないので、慎重に考えてお互いにとって良い選択肢を選びましょう。