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面会交流

面会交流は拒否できる?拒否したときの代償【2】

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前回記事にした、面会交流は拒否できる?拒否したときの代償【1】の続きで説明しておきたいと思います。

 

前回記事のまとめ

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【1】では、親権者(監護者)が調停、または審判で決めたにもかかわらず、無断で面会交流の拒否をした場合、非親権者ができる、履行勧告と間接強制について説明しました。

しかし、どちらも子供を無理矢理連れてくるような強制的なものではありません。あくまでも、面会交流を拒否した側に、家庭裁判所から履行するようプレッシャーを与えるだけのものです。間接強制についても、申し立てをしても、認めらる場合と認められない場合があることを説明しました。

 

今回の記事では、履行勧告も間接強制さえも無視した場合に、非親権者ができる方法を説明したいと思います。

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再度、面会交流調停を申し立てる

もう一度、面会交流だけを争点とした調停を申し立てます。面会交流についての内容を変更したい場合の調停は、面会交流変更調停といいます。

相手が履行勧告も間接強制も無視している場合は、再度面会交流について調停を行い、お互いの言い分を調停員が聞いてくれます。

もし、親権者側になにか事情があって面会交流ができないのであれば、それはしっかり主張するべきですし、ただ会わせたくないという理由だけで面会交流を拒否されているのであれば、しっかり再度話し合う必要があります。

 

面会交流を拒否した、損害賠償請求

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最近、面会交流の不履行で、非親権者が親権者に損害賠償請求をする裁判が増えています。履行勧告、間接強制さえも無視して、そのまま音沙汰なし。そんな場合の損害賠償請求です。

それが認められている判例が最近になって増加傾向にあるのです。子供の福祉を重要視する」という民法の改正により、子供にとってよくないとされることはどんどんばしばし法的にも認められるようになっているということです。いいような悪いような…といった感じなのですが、お金の解決は根本的な解決にはなりません。

前回の間接強制のところでも言いましたが、お金というのは人の心理を動かしますから、損害賠償が認められれば相当なプレッシャーとなり、子供を非親権者に会わせなければいけない、大きな理由となるでしょう。

 

親権者の変更

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平成26年12月4日 福岡家庭裁判所で、異例の判決が出ました。

離婚などが理由で別居する親と子供が定期的に会う「面会交流」を巡って、離婚して長男(7)と別居した40代の父親が、親権者の母親が拒むため長男と会えないとして、親権者の変更を申し立てた家事審判で、福岡家裁が父親の訴えを認め、親権者を父親に変更する決定を出していたことが分かった。虐待や家庭内暴力が理由で親権者の変更が認められるケースはあるが、面会交流を理由にした変更は極めて異例。
 決定は昨年12月4日付。家裁は「父親と長男の関係は良好だった。円滑な面会交流実現のためには親権者変更以外に手段がない」と判断した。
 審判などによると、夫婦は関東地方に住んでいた。父親が2010年3月、東京家裁に離婚調停を申し立て、双方が長男の親権を求めた。別居し、調停中は1週間交代で長男と同居して世話(監護)することで合意したが、11年1月以降は母親が長男と住み、父親は月3回、長男と面会できるよう協議で変更した。ところが、長男が次第に面会交流を拒むようになった。
 母親は11年4月、長男と福岡県内に転居。11年7月、月1回の面会交流を条件に母親が親権者となり調停離婚が成立した。しかし、面会できなかったため父親が12年9月、親権者変更を福岡家裁に申し立てた。 

上記には書いてありませんが、詳しくは、親権者は父親側に渡ってしまいましたが、監護者はそのまま母親という判決だったようです。

虐待などで親権者の変更はありえますが、面会交流の不履行で親権者が変更されたという判例は極めて異例で、今後の他の面会交流についての考え方も変わってくるのかもしれません。

ただ、この判例はあくまで例であって、これからすぐに他の裁判にも影響があるとは到底思えません。時代の傾向だな…と心には止めておいたほうがよさそうですね。

面会交流を拒否するという事は、子供の権利を阻害する悪質な親と判断される場合もあります。夫婦は元は他人なので、離婚してしまえば他人に戻るだけです。しかし、子供はそうはいきません。親同士は仲悪くたって、子供にとっては切っても切れない親です。

悪かろうがが良かろうが、結局判断するのは子供だということです。(もちろん何度も言っていますが、子供に危険が及んだりする場合は例外です)なので、子供の意見は尊重するべきでしょう。

 

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