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面会交流

試行的面会交流は拒否できる?どこでどのように行われるのか、経験者が語る!

更新日:

めぐまる
こんにちはーめぐまるです!
今日も離婚について勉強しましょう!

みなさん、試行的面会交流ってご存知ですか?もしかすると、離婚調停中や面会交流調停中のかたは、裁判所から提案されたことがあるかもしれません。

私は試行的面会交流を経験者しています。経験者として、知っている限り、すべてお話ししたいと思います。

試行的面会交流とは?

試行的面会交流とは、試行的に家庭裁判所内で行う面会交流のことです。どうして家庭裁判所内でそのようなことを行うのか、なぜ行わなければいけないのか。疑問ですよね。

面会交流とは、別居している親と子供が面会を行うことです。このブログでも面会交流のことについてはたくさん触れています。

気になるかたはチェック↓

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面会交流は別居中の親子にとってとても大切なことではありますが、紛争中の離婚目前の夫婦や、離婚後の元夫婦だと、円滑に面会交流の話が進められないことも少なくありません。むしろ最近では面会交流についての争いは多くなっています。

そんなとき、家庭裁判所が間に入り、面会交流がうまく進められるきっかけとして、家庭裁判所内で試行的に面会交流してみましょう!と提案してくることがあります。

どんなときに試行的面会交流は行われるのか?

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すでに別居、または離婚していて、子供を監護している親が面会交流を理由なく拒否している場合など、面会交流が円滑に行われていないときに実施・提案されます。

家庭裁判所の傾向でいくと、面会交流を行うことにすごく積極的です。よっぽどのことがない限り、面会交流は行う方向で進めるんです。

よっぽどのことというのは、子どもが虐待される可能性があったり、面会交流をすることで子どもの成長を阻害される可能性がある場合です。

もし、子どもと別居している父親が過去に母親にDVをしていたとします。別居して子どもは母親と一緒に暮らしていて、父親との面会交流はどうなるのか気になりますよね。だって父親は母親にDVをしていたんですから。しかし、例え父親が母親にDVをしていたとしても直接的に子どもに被害がなかったのであれば、面会交流は可能と判断されることがあります。

両親の紛争がどれくらいの程度にもよりますが、家庭裁判所は極力面会交流を行う方向で話を進めていく可能性が高いとういうことです。それが、子供のためとされています。

しかし、最近は面会交流の紛争が大変多くなっているケースが増えています。うまくいかない一番の理由は、親権者(監護親)が会わせたくないという理由です。

調停などで面会交流を拒否し話が円滑に進められないとき、家庭裁判所は「まずは、家庭裁判所内で試行的に面会交流を行ってみませんか?」と提案してきます。

試行的面会交流が特に問題なく行われ、子どもも楽しく過ごすことができた場合は、面会交流をこれから行っていくことが問題ないと家庭裁判所に判断されます。そしてそのまま親権者(監護親)の説得が始まります。それでも拒否した場合、審判に移行する可能性が高いでしょう。

めぐまる
ちなみに管理人は、最初面会交流を拒否していました。理由は、夫は暴力を振るうまともな人間ではないと思っていたからです。
調停の中で説得され、試行的面会交流を実施しました。今となっては面会交流自体がうまくいっているので後悔はないですが、あまりにもひどい暴力であれば迷わず拒否するべきです。

それが子どものためと判断するなら。

 

 家庭裁判所の提案に拒否した場合

家庭裁判所から、「家庭裁判所内で試行的に面会交流を行ってみませんか?」という提案を拒否した場合、または試行的面会交流が問題なく行われたにも関わらず今後の面会交流を拒否した場合、一体どうなるのかでしょうか。もちろんこれらは強制的なものではないので、拒否することは自由にできます。

しかし、先ほども言ったとおり、家庭裁判所は面会交流については前向きに考えます。面会交流を拒否する理由が正当でないときは、審判に移行して、否応なしに裁判官が決めてしまいます。

試行的面会交流が問題なく行われた場合は、面会交流するよう審判がでる可能性が高いです。そして、面会交流についての条件を別居親と親権者(監護親)、お互いの意見を考慮しつつ、裁判官が審判を出します。

裁判官が決めたことは、拒否することができません。審判は判決と同等の効力があり、書面に残ります。もし家庭裁判所の審判で決まったことをしなかった場合は、罰金を払うことになったり、別居親から損害賠償請求の訴訟を起こされることもあるので、最初から流されずに気をつけてください。

試行的面会交流はどのように行われる?

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試行的面会交流は私自身が経験済みなので、経験をもとにお話ししたいと思います。お住まいの家庭裁判所によって多少の違いはあると思いますので、ご了承ください。

まず、試行的面会交流を中心に進めていく人物は、家庭裁判所調査官です。家庭裁判所調査官については、こちらの記事を読んでいただくとわかりやすいと思います。↓

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①親との面談

まずは親たちとの面談から始まります。(これは家庭裁判所によって、あったりなかったりするようです。)

調査官は子どものことについてこと細かく聞いてきます。

・子供はどんな性格なのか
・普段どんな遊びをするのか
・別居・離婚する前に別居親とどんな風に過ごしていたのか
・なぜ面会交流に拒否するのか

聞かれる内容はそれぞれ違うとは思いますが、とにかく聞いてくることは細かいと思っていたほうがいいです。

でも緊張せずに、普段通りの子どもたちの様子、自分の気持ちを素直に説明すれば大丈夫です。

家庭裁判所調査官は重要な人物ではありますが、プロですからしっかり説明を聞いてくれたうえで判断してくれます。

めぐまる
夫と一緒に暮らしていたときにこんな出来事があったんです。と話せば、そのときあなたの気持ちはどうだったのか、その後の状況は?とか、そんなこと覚えてないよ!!ってことまで細かく聞いてくるので、記憶を巡らせることになるかもしれません(笑)

部屋にはマジックミラーが設置

面談が終わった後日に、今度は子どもを裁判所内に連れて行って、試行的面会交流を行う部屋を下見するということも私はしました。

これは多分うちの子どもがまだ小さかったため、急に知らない場所に連れてこられると子供も緊張してしまう、という家庭裁判所調査官からの配慮でした。

家庭裁判所内にはちゃんと面会交流が行うための部屋があるんです。子どもが遊べるようにおもちゃがたくさん置いてあって、そして驚きなのは、その部屋にはマジックミラーがあるのです。

理由は、試行的面会交流を行う場合、調査官は一緒に部屋に入って面会交流を観察しますが、調査官だけではなく調停委員も試行的面会交流を観察するためなのです。あまり部屋にたくさんの人がいると子どもは余計に恐縮してしまいますからね。マジックミラーの向こう側から見るんですって。

そして理由はもうひとつ。試行的面会交流を実施するケースでは、別居親が長いこと子供に会えていない場合がとても多いそうです。いきなり部屋に会ってご対面だと、親のほうが感情が高ぶって泣いてしまう人もいるため、まずマジックミラー越しに子どもの様子を見て、面会交流を始めるという流れになります。

感情を高ぶらせたまま子どもに会うと、子どもも同様してしまいます。感情を落ち着かせてから子どもに会ったほうがいいということも、配慮されているようです。

試行的面会交流当日

そして、また後日に試行的面会交流の本番がやってきます。

私はこの面会交流を行うために小さい子を連れて3回も家庭裁判所裁判所に行かなければならず、本当に大変だったし、苦痛でした。

仕方ないとはいえ、裁判所に子どもを連れていくのはあまり気が進みませんよね…。

本番当日、とくに問題なく終えました。面会交流をする部屋に母親の私も同席するのかを事前に確認されるのですが、私は同席しました。夫と直接対面するのは本当に嫌でたまりませんでしたが、子どもがまだ小さくて心配だったので。

事前に、私には話しかけないで欲しいというお願いを調査官を通じて相手に伝えてもらいました。まだDVの恐怖心から解放されたわけではなかったので、あくまでも子どものためと割り切って乗り切りました。私はがんばって同席しましたが、子どもがある程度大きくて大丈夫そうだったら、もちろん同席する必要はありません。

無理は禁物です。

面会交流が行われた時間は約30分でした

試行的面会交流を終えて…

元々私は面会交流事態を拒否的に考えているわけではありません。、裁判所内であれば調査官もいるし、安心して会わせられると思ったのですが、こんなに大変だとは思わず。

そして、試行的面会交流当日。詳細はあまり言えませんが、特に問題なく行うことができました。時間的には20分~1時間くらいと、それぞれみたいですね。他のかたも、私と大差なく行われているのではないかと思います。

 

試行的面会交流が行われたら…

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ほとんどの場合、問題なく終わる場合が多いと思います。問題がなければ、これから面会交流を行う方向で話し合いが進められていきます。

 

裁判所内で面会交流が行うことができるのは、この1回のみです。

あとは、自分たちで日時を決めるなり、ある程度調停内で決めて条件化していく、となっていきます。

まとめ

試行的面会交流を行うことは強制ではないけれど、拒否しても相手が納得しない限り、面会交流自体を拒否することは大変難しいです。別居親と監護親の紛争がそこまで激しくなければ、こんなめんどくさいことしなくても割とうまくいくと思うんですけどね。芸能人の離婚後の関係とか見て、羨ましいなと思うこと結構あります。
参考になれば嬉しいです。

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